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ワキガ・多汗症の代表的な治療方法の
メリットとデメリットをまとめました。


現在においても、ワキガ・多汗症の治療法として、再発しない最も効果の高い方法は、やはり手術です。いま世の中で行われている治療法は大きく分けて次のいずれかの方法となっています。巷では多くの手術名称がありますが、大半がこのいずれかの方法に該当します。

主な名称主な特徴
・皮弁法
・剪除法
・直視下摘除法
・直視下剥離法
・反転剪除法
【保険適用治療が可能】
ワキのシワに沿って1~2箇所を小切開し、皮膚をめくりアポクリン腺を直接目で見ながらハサミで切除する方法。
▶メリット
アポクリン腺を残さずに取れ、同時にエクリン腺も一部取れるので、高い治療効果が得られること。保険が適用できるので、経済的な負担が軽いことなどです。
▶デメリット
手術の時間がかかること、術後の安静が求められること、汗腺を念入りにとるほどリスクが高くなります。執刀医の方針や技術により、アポクリン腺をとる量、出血量、術後の痛みや過ごしやすさなどにかなりの違いがあります。
・イナバ式皮膚削除法
・シェービング組織削除法
ローラーとかみそりの刃のついた機械を用い、アポクリン腺ごと皮膚を薄く削り取る方法。
▶メリット
治療効果もあり、多くの美容外科で採用されていること。
▶デメリット
機械の操作が難しく、皮膚の削り取りすぎにより皮膚に傷を残すことがあること。術後に厳密な管理も必要。アポクリン腺が除去できたかどうかは目視で確認できないため、判断には経験が必要となり、取り残しによる再発の可能性もあります。
・超音波吸引法ハンドピースという吸引管を挿入し、先端の超音波振動によりアポクリン腺を焼き切って破壊し吸引していく方法。
▶メリット
切開幅が小さいこと、出血がないこと。一度で効果のある人もいること。
▶デメリット
アポクリン腺が除去できたかどうかを目視で確認できないので取り残す場合が多いこと。やけどのような痛みが数日続くこと。また、熱によるアポクリン腺の破壊は、強すぎると火傷となり健康な組織も破壊されて皮膚が再生できなくなり跡が残ります。出力を抑えめにして慎重に焼いた場合、一度の治療では完全に除去しきれず、複数回の治療が必要となり、非常に高額な費用がかかる上、施術可能な回数にも限度があるので最終的に匂いが残ることがあることなどです。
・マイクロ波照射法マイクロ波や超音波を皮膚の上から照射し、アポクリン腺やエクリン腺を熱破壊して変性させます。
▶メリット
切開しないので傷跡がないこと、出血しないこと。
※当院では傷跡を残したくないというご要望にお応えして、切らない治療法の「ミラドライ」による施術も行っています(保険適用外)
▶デメリット
無数にあるアポクリン腺に火傷しない程度の適度な熱を均一に加えることが難しく、加熱不足のアポクリン腺が復元する可能性があることです。
・電気凝固法皮下に針を刺して電気でアポクリン腺を焼く方法。
▶メリット
切開しないので傷跡がないこと。
▶デメリット
治療効果が低いこと。複数回に分けて治療する場合、以前の治療場所がわからなくなることもあります。切開手術後の少し残った匂いなど、ピンポイントの治療には有効です。
・ボトックス注入法エクリン腺(汗の管)に関わる自律神経の末端に作用して、汗の分泌を抑制する働きがあるボトックスを注射する方法です。
▶メリット
切開しないので傷跡がないこと。ダウンタイム(回復期間)がないこと。
▶デメリット
効果が3~6ヶ月に限られること(まれに持続する方もいます)。芸能人やモデルなど肌を露出する仕事の人に向いています。